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三叉神経痛の特徴・分布
特徴
  1. 薬テグレトールが効く
  2. 三叉神経の支配領域の顔面痛
  3. 発作性痛み
  4. 電撃様痛み
  5. 間欠期には症状無く
  6. 1日に数回おき、時として数ヶ月から数年の休止期があるが再発する発作性。
  7. 会話、食事、洗顔、歯磨きなど顔面の運動で誘発される顔面痛。
  8. 顔面や口腔内に触れると発作を起こす引き金となる部分、トリガー・ポイントがあり、触れると痛みが誘発されるなどです。
分布

三叉神経(さんさしんけい)は、12対ある脳神経の一つであり、第V脳神経と呼ばれます。この神経が眼神経 (V1)、上顎神経 (V2)、下顎神経(V3)の三神経に分かれることから三叉神経と呼ばれます。

三叉神経は脳神経の中で最大の神経で、体性運動と知覚の混合神経です。三叉神経のうち、知覚性の神経線維は、頭部の大部分に分布し、その皮膚感覚の大部分を司ります。三叉神経主知覚核、三叉神経脊髄路核、三叉神経中脳路核から、知覚根を作り、側頭骨錐体部の三叉神経圧根と三叉神経節を作り、ここを出てから眼神経、上顎神経、下顎神経に分かれます。

三叉神経体性運動性の神経線維は、眼神経及び上顎神経には体性運動性の神経線維は存在しなくて、三叉神経運動核からでて、運動根を作り、三叉神経節の下側を通り、下顎神経に合流します。