三叉神経痛のほとんどの症例は、原因不明です。よく知られている原因は動脈の位置の異常で、脳の出口付近にある三叉神経を圧迫します。若い人にときどき起こる三叉神経痛は、多発性硬化症による神経の損傷が原因です。三叉神経痛はまれに帯状疱疹(たいじょうほうしん)による損傷や、腫瘍が神経を圧迫した結果のこともあります。
帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルス感染症
多発性硬化症による神経の損傷